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公共事業の実態


先日の入札である公営住宅の平成20年度緊急修繕年間業務委託を落札した。
この緊急修繕業務は、500戸以上の部屋を1社24時間体勢で修繕にあたるという大変過酷な仕事。
休日だろうと夜中だろうと容赦なく入居者から修理依頼が来る、言ってみればCMでお馴染み「クラシアン」と同じだ。
まあ、自ら好んでその仕事を落札したんだから、来月からの1年間、喜んで取り組まらせて頂くわけだけど、落札結果が掲載された建設新聞を見てビックリした。

地区、業種ごとに分かれて合計45物件の同様の入札が行われたのだが、
なんとその45物件の内、25物件が不調、1物件が参加者無しという結果だった。
(不調とは、入札をして最安値であっても発注者が定めた予定設定価格を下回っていなく、落札者が決定されなかったケースをいう。)

この数字の意味を一言で言えば、「全く魅力がない仕事」ということになる。

仕事内容どうこうの前に、発注者が定めた予定価格が低すぎるがために、誰も落札できなかったということになる。さらに1物件は最初から参加する企業さえいなかった。
ようするに利益を出すのが難しく、めんどうな仕事だということ。
もう来月から新年度体勢でスタートするというのに受注者も決まっていないとなると発注者側もかなり混乱してることだろう。

ここ数年、公共事業が悪者にされてきた風潮があって、余計な公共事業が削減されるならいいが、必要な公共事業の予算まで削減されてきているのが現状だ。
世間的に公共事業はオイシイというイメージがあるが、中には誰もやりたがらないような不人気な仕事もあるということを発注側には学んでほしい。
何でもかんでも予算をカットしてるようでは、その内物件によっては参加者がゼロになる可能性もある。
そして困るのは発注者側だ。

正直、最近の公共事業には代金を確実に集金できるところ意外は全く魅力を感じない。
場合によったら経費が嵩む公共工事は赤字になることも少なくない。
だからここ数年は不調が目立っている。

そんな状況も分からないで、公表された落札率だけで判断して、「落札率が高すぎる。」だとか「税金の無駄遣いだ。」などとほざいてるオンブズマンとやらにも腹が立つし、また適正価格以下で落札する「ダンピング」が、工事自体の質の低下や下請会社のイジメに繋がると問題視されているが、それを助長している張本人は発注者側なのではないだろうかとも思ってしまう。

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17:23 | 仕事 | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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by: さん | 2008/03/29 12:21 | URL [編集] | page top↑

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