結局仕事の話が多くなりそうな車好きブログ

最近新聞やニュースで取り上げられている「アイスランドの経済危機」

日本人にとっては馴染みの薄いアイスランド共和国

この国の経済危機がメディアに取り上げられるには幾つかの理由があると思う。

1つ目は、単純に一国家の危機だということ。

2つ目は、実は2006年時点、アイスランド全体のGDPは少ないものの、国民一人当たりでは世界第5位。また国際競争力は世界第4位(ヨーロッパでは第1位)という超優良国家の危機だということ。

そして3つ目、世界トップクラスの環境先進国の危機だということ。


アイスランドは世界に先駆けて環境問題に取り組んでいる模範的な国であり、その実績や研究内容は日本をはじめ世界中の国や企業が注目している。

そもそもアイスランドが環境問題に着手したのは深刻な国家事情があったためだ。

アイスランドという国は名前のとおり国土の11%が氷河に覆われていたんだけど、近年の地球温暖化の影響でそれら氷河は毎年ものすごい勢いで融け続け、同時にその温暖化に伴う海水温度の上昇で主力産業である漁業の漁獲率も減少しているという実情を抱えていた。

そういった切実な問題を緩和させるべく自国で対応で実行に移せる対策は何か、、、

それが環境問題の改善だった。

現在国内電力の99%以上が水力発電(87%)、地熱発電(13%)で賄われており、また公共車を中心に「水素燃料車」、「燃料電池車」、「メタン燃料車」の開発導入も進んでいて、将来2050年までには化石燃料の使用を完全に廃止すると言っている。


ただこういった環境問題への取り組みは、国の思い切った方向転換が功を奏し、結果的に経済力を上げることができたから実行に移せたという経緯がある。
※近年アイスランド経済の一役を担ってきたは金融不動産部門であり、GDPの26%を占めるまでに急成長した。それに対し、これまでの主力産業である漁業は6%にまで低下している。


今回の経済危機を境に今後どのような方向を辿るかは分からないけど、環境問題への対応が遅れるのは必至だろう。

おれはアイスランドという国が生き延びるために取った方針は間違っていなかったと思う。

ただ、その生活環境を守るために施した産業転換が他国のマネーゲームの失墜によって脅かされてしまっているということに対して憤りを感じてしまう。


 ← ブログランキング参加中です。1クリックお願いします!
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tski.blog35.fc2.com/tb.php/157-814985e5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック