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先代の話


昨日は祖父=先代社長の一周忌法要だった。
正確には1月22日没なのだが、日曜に合せて前倒しで執り行った。

祖父は去年81歳という年齢で生涯の幕を閉じるまでほぼ現役を貫いた。
正確には亡くなる1ヶ月前に会長に退いたのだが、亡くなる直前まで自分の存在感を周りに示していた。
死因は癌だった。
81歳という高齢では手術をすることができなかったことが原因だが、原因はともかく大往生だったと思っている。

普通の会社であれば81歳の社長などありえないのだが、実は祖父は今から11年前に後継ぎと考えていた当時の専務(長男、俺にあたる叔父)を43歳という若さで亡くしている。(死因はやはり癌)
また祖父自身が創立者で、性格も厳格、頑固な人だったことから、周りも「生涯現役を見届けよう。」という気持ちになっていた。

俺は専務が亡くなった半年後に、25歳手前で入社した。
当時ほぼ身内企業だった会社内は叔父の死をきっかけに業務が低迷していた。
祖父も一気に老いて、経営の実務的な部分を俺が引き継ぐ形になっていった。

その引継ぎは俺が入社して1週間で始まった。
祖父は社長職務の他、県内の業界団体の役員をやっていて会社にいることが少なかった。
結果、営業はもちろん、代表者が集う一連の場面へ一気に一人で放り出された。
(当時は、「それって引継ぎじゃないだろう!」って思ってた。)

当時俺は25歳だったのだが、一番辛かったのが同業者との会合関係だ。
うちの業界はとにかく会合と酒の席が多く、典型的な縦社会。
出席すると俺以外はみんな親子かそれ以上に歳が離れていて、しかもみんな冷たい。。。
(もちろん指導や手助けをして下さる方々もいらっしゃったのだが)
しかし、回を重ねる内に次第に自分の立場が見えてきた。
うちの会社は俗にいう老舗で、どうやら今までだいぶ幅を利かせてきたようだと。
当然、恨まれている部分もあったらしく、俺に対する印象も様々だった。

俺と先代との意見がズレるのにそう時間は掛からなかった。
俺は世間を目の当たりにして、時代の速さに焦りを感じ始め、社長は昔ながらの考えを頑固に通そうとする。
当たり前と言えば当たり前。2世代も違うのだから。。。

しかし先代は文句は言うものの、仕事の決定権は俺に完全委任してくれた。
おかげで対外的にも自分という存在が認めて頂けるようになったし、会社のカラーを変えることもできたと思う。
また、未だに時代の流れに遅れている部分はあるものの、どうにか喰らい付いては来れている。(と信じてる。)

そして、先代の経営判断は正しかったことに気付いた。
勿論、会社がやって来れたのはスタッフ全員のおかげだということを忘れてはならないが、俺自身は、若い内から色々な場面に出させてもらい、経験ができたことで、今の自分があると思っている。
先代は、口では俺のことをガキ扱いしていたが、その代わり、死ぬまで責任を持って俺を育ててくれたと感謝している。

今後も先代の名に恥じない経営に精進して行かなければならない。

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