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地域金融機関の行方


ある地元の建設会社が実質倒産した。

実はこの会社は俺が前の会社(金融機関)で融資を担当していた時のメイン取引先。

個人的にも、当時担当していた会社が倒産したということは残念でならない。


倒産の原因が不景気による経営不振であることは明らかではあるが、もう一つの原因として地域金融機関の体力低下があると思う。

比較的小規模な企業にとって地域金融機関(信金や信組など)は最後の砦のような存在。

そこに融資を断れたら後はない。


そういった地域金融機関の貸し渋りが地域に及ぼす影響は大きい。

貸し渋りというか、金融機関が取引先に対して昔に比べて便宜を図れなくなったというのが正しいかもしれない。

良いか悪いかは別として、昔は取引先の経営を立て直すためには、時には法の壁を越えるような裏技を使うこともあった。

しかし1998年に金融監督庁が発足してからは、国の監視の目が厳しくなり、優良取引先であっても取引方法を改めざるを得なくなってしまった。

同時に金融ビッグバンによる規制緩和を期に金融機関の破綻が相次ぎ、国民の金融機関に対する意識も高まっていった。(週刊誌の記事で、「潰れそうな金融機関一覧表」なんていうのも預金者の不安を煽ったこともあった。)

その後ペイオフ解禁に伴って地域金融機関への大口預金額は引き出されてしまい、しだいに体力も低下していった。

預金額が減少するということは、融資したくてもできず、それが貸し渋りに繋がる要因になるということ。

そしてこの時期、取引先の企業が倒産するということは、地域金融機関にとっても命取りに成りかねない。


そういった意味で、今回の建設業者の倒産は大きな意味を持っている。

これから同じような倒産が相次いだ時、その波紋は地域産業、一般市民にも及ぶ可能性があるということを知っておくべきだろう。

もしそういった影響が自分の会社に及んだとしたら。。。


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